夏の大事件令和４年８月・・・事件発生 草刈り機を使って 畑の草刈りをしていたら バン！！って何？？！！ 羽がパーッと飛び散った・・・ ま、ま、まさか・・・ のまさかで・・・鳥らしき物体が目の前で倒れていた。 どこが頭なのかも分からない。 生きているかどうかも分からない・・・ その横には、幾つかの卵があり・・・ 『あ〜 やってしまった・・・』 『ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい・・・』 いくら謝っても動かない。 どうしよう。 草刈り機のエンジンを止め、そばの寄ったが動かない。 羽が沢山飛び散った。 急いで車に戻り、段ボールを取りに行き 現場に戻った。 私の足音に反応して、鳥が草むらに頭を突っ込んだ。 『生きてる！』 見ると首のあたりが血だらけ・・・ 痛そうだけど、そーっと段ボールに入れてあげた。 卵も一緒に入れてあげた。 もう駄目だと思ったが、生きている。 抗生物質の軟膏があったから塗ってあげた。 その時、卵がかえった。 一晩が開け、３匹の卵がかえった。 その次の日、親は力尽きて子供を下敷きに逝ってしまった。 残ったヒナを２匹を私が親になって温めた。 出かけるときも洗濯ネットに入れ、胸元に入れていた。 小鳥用の餌をあげ、寝るときも胸元に置いて寝た。 そのうち成長の遅い１匹が死んでしまった。 残った１匹は絶対に守ってあげると誓った・・・ 毎日散歩に連れていき、はぐれても戻ってくる。 私を親だと思ってついてくる。 日に日に羽が増え、あっという間に成長した。 半年もたたないうちに立派な雄のキジに成長した。 最近は遠くへ飛んで行ってしまって 帰ってこない時がある。 次の日には帰ってくるのだけど、心配になる。 人間に慣れているから、それが心配。 誰かに〆られて食べられてしまったら・・・ キジは国鳥ではあるけど狩猟の対象でもある。 わが子のように育ててきたキジを打ち取られては大惨事。 だけど野生に返す時がくるのかな・・・ |